少し前にセブンイレブンでカップヌードル50周年の復刻商品を購入すると、「しょうゆ」や「カレーヌードル」などのカップヌードルの定番商品が180円引きになるキャンペーンをやっていました。
こんなチャンスはそうはないと思うので前回記事にした「ポークチャウダーヌードル」に続き、「ブタホタテドリ ローストしょうゆ味」も購入しました。
セブンイレブンではカップヌードルの定番商品は(税込)184円。
180円引きだと実質4円で購入できることになり、かなりお得だと思います。
ただ、1つだけ問題があります。
ホタテくんは無理や。。
ホタテだけでなく「エビ」など、基本的に海の物は食べれません。
「ブタ”ホタテ”ドリ」ということは、確実に「ホタテ」がいます。
「ホタテ」が入っているので食べれるかどうかわかりませんが、カップヌードル「ブタホタテドリ ローストしょうゆ味」を食べてみることにしました。
カップヌードル「ブタホタテドリ ローストしょうゆ味」について
日清カップヌードル「ブタホタテドリ ローストしょうゆ味」はセブンイレブン限定商品で価格は(税込)232円です。
ビッグサイズなので少し価格は高めになっています。
「ブタホタテドリ ローストしょうゆ味」は同時に発売された「ポークチャウダーヌードル」と同じく、カップヌードルの50周年記念の復刻商品。
「ブタホタテドリ」は平成で1番売れた限定フレバー(※レギュラー商品ではない)で、「ポークチャウダーヌードル」は昭和で1番売れた商品らしいです。
「ポークチャウダー」はポークを煮込んだスープでした。
「ブタホタテドリ ローストしょうゆ味」は「ブタ」と「ホタテ」と「トリ」の風味なんだろうと思いますが、「ローストしょうゆ味」の「ロースト」の意味がわかりません。
そこで「ロースト」について簡単に調べてみました。
「ロースト」とは
肉を焼くこと。オーブンで蒸し焼きにすることをさすことが多いが、直火であぶり焼きにすることも含まれる。鶏や七面鳥は丸ごと、牛肉や豚肉などはかたまりのまま用いる。また、その料理をもさす。
コトバンク『ローストとは「飲み物がわかる辞典「ロースト」の解説」』
「ロースト」とは、どうやら肉を蒸し焼きや、あぶり焼きにすることをいうらしいです。
「ローストチキン」はまさにローストそのものかもしれません。
ということで「ブタホタテドリ ローストしょうゆ味」はしょうゆベースのスープに「ブタ・トリ」をローストした旨みに「ホタテ」が足された味なのかもしれません。
「ホタテ」はおそろしいですが、どんなスープなのか楽しみになります。
さっそくカップヌードル「ブタホタテドリ ローストしょうゆ味」を作ってみることにしました。
カップヌードル「ブタホタテドリ」を作ってみる
作るといってもカップラーメンなのでお湯を入れるだけです。
フタをめくってみると通常のカップヌードルと同じで、「かやく」と「粉末スープ」がもともと入っています。
かやくには苦手な「ホタテ」も見えます。
ただ、警戒していた磯の香りはあまりしません。
「ホタテ」といってもホタテ風の「かまぼこ」らしいです。
もしかしたら「そんなにホタテではないかもしれない」と少し安心しました。
けれどこの安心は「まったくの間違い」だったとすぐに思い知らされます。
お湯を入れる前はほとんど食材の匂いはなかったけれど、お湯を入れた途端に「海の匂い」が周囲に漂いました。
これはあこん。。
と思いましたが、ホタテといってもホタテ風「かまぼこ」。
何とかなるかもしれません。
お湯を入れたので、パッケージの底についている「フタ止めシール」を使います。
カップヌードルは「フタ止めシール」を廃止して、代わりにフタが猫耳になっていると思っていました。
けれど猫耳になったのはレギュラーサイズだけらしいです。
「ブタホタテドリ」はビッグサイズなので「フタ止めシール」がついています。
色が重なって見にくいかもしれませんが、「フタ止めシール」でフタを止めて3分待ちます。
3分たった後にフタを開けてみました。
「めん」も「かやく」も柔らかくなっていますが、粉末スープが容器の側面に残っていたりして完全に溶けていません。
スープを溶かすため、よくかき混ぜて完成です。
案の定、警戒していた「海の香り」はします。
けれどそこはカップヌードル。
しかも平成で1番売れた商品。
ホタテをのぞけは、見た目もおいしそうに映ります。
いつものように「ごはん」を用意してさっそく「ブタホタテドリ」の味を楽しみたいと思います。
カップヌードル「ブタホタテドリ」を食べた感想
海の匂いが強かったので苦手な「ホタテ」を警戒しながら麺を口に運んでみました。
けれどそこは日清カップヌードル。
麺に豚の旨味が載ったしょうゆベースのスープがからみ、安定のカップヌードルの麺。
ただ、わずかに「海の香り」がします。
けれど海の物が苦手といっても、このくらいならおいしく食べられます。
具を楽しむ
「海の香り」を警戒していましたがやはりカップヌードル。
麺は普通においしかったので次は具を楽しみたいと思います。
まずは「味付け豚肉」。
「ブタホタテドリ」の肉は同じく復刻商品の「ポークチャウダーヌードル」と同じでチャーシューでした。
柔らかい肉でチャーシューそのもの。
そこまで量が入っていないのが残念に思えるくらい、この「味付け豚肉」はおいしいです。
次に「スクランブルエッグ」。
卵が柔らかく、スクランブルエッグのとろける感じで、チャーシューと同じくなかなかの物だと思いました。
次は「チンゲンサイ」
乾燥のかやくですが「チンゲンサイ」の食感そのもの。
シャキシャキしていてスープがしみ込んで結構おいしいと思います。
次は「にんじん」。
「ポークチャウダーヌードル」でもそうでしたが、「ニンジン」は固め。
「ニンジン」が苦手な人にはきついかもしれません。
次は「キクラゲ」。
「ホタテ」だけでなく、実は「キクラゲ」も苦手です。
ただ、この大きさなら問題なく食べれます。
それほど「キクラゲ」の味はしなくて、しなやかな食感です。
最後に超難関の「ホタテ」。
食べてる時は「ほたてのようなもの」と思っていましたが、「ホタテ風かまぼこ」らしいです。
完全にホタテや。。
けれど味は完全に「ホタテ」で海の味がします。
自分には無理ですが、ホタテが好きな人にはスープがしみ込んでおいしいと感じると思います。
肝心のスープ
「ローストしょうゆ味」とはどんなスープか楽しみでした。
「ブタホタテドリ」という商品名通り、豚の味が載ったしょうゆの味で、かすかに「ホタテ」の味が混じっています。
濃厚なスープで、具材にもスープの味がしっかりしみ込んでいて飲み干したくなるスープです。
「ホタテ」を食べなければ海の香りも少なくて普通においしいスープだと思います。
ということで、やはり「ホタテくん」は食べれませんでした。。
気になるカロリー
濃厚なスープ&ビッグサイズなのでカロリーは多いと思っていましたが、カロリーは449キロカロリー。
この価格帯のカップラーメンでは普通で、カロリーは高くないと思います。
ご飯と一緒に食べても1食分のカロリーとしてはそれほど高くはないと思います。
ただ12月になり寒くなり、以前より部屋に籠っていることが多いです。
太らないか心配です。
ラーメンと一緒にどんぶりご飯はやめて、普通のお茶碗でご飯を食べようかと考えています。
カップヌードル「ブタホタテドリ」のレビュー
「ブタホタテドリ」ということで苦手な「ホタテ」が心配でした。
けれどかすかに海の味がするだけで、しょうゆ味のスープに豚の旨味が載ったスープで安心しました。
スープは濃厚で麺や具にしみ込み、カップヌードルの大看板に恥をかかせないおいしさです。
平成で1番売れたのも伊達ではないと思います。
実は「とんこつ」も苦手なのですが、食べ終わるまで「とんこつ」と気づかず、肉の旨味が載っているくらいにしか感じませんでした。
「ホタテ」と同様に「とんこつ」が苦手な人でも問題ないと思います。
ただ、やはり「ホタテ風かまばこ」は食べれませんでした。
「ブタホタテドリ」ということで、「ホタテ」はメインかもしれませんが「ホタテ」がなければもっとおいしく食べれたと思います。
ごはんとの相性はイマイチですが、「ホタテ」が好きな人には結構おいしいカップヌードルだと思います。
商品名 | 日清カップヌードル「ブタホタテドリ ローストしょうゆ味」 |
感想 | ごはんとの相性はイマイチ。ホタテがなければスープもおいしくてなかなかのものだと思います。 |
評価 | 4.0 |