先日ファミリーマート限定の日清「三宝亭東京ラボ 全とろ麻婆麺」を食べました。
辛さで体が芯から温まる濃厚な麻婆スープに麺の組み合わせは抜群でおいしいカップ麺でした。
さらに「1つ買うともう1つ貰える」ファミマのキャンペーン中で、同じ三宝亭東京ラボの「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」がもらえました。
もう1つって、違う商品なんやが。。
「もう1つ」ということから、「三宝亭東京ラボ 全とろ麻婆麺」をもう1つもらえると思って購入したのに貰えたのは「スープ」のほう。
がっかりしたのですが、「三宝亭東京ラボ 全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」を飲んでみるとこのガッカリが間違いだったことを思い知らされました。
「三宝亭東京ラボ 全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」について
日清の「三宝亭東京ラボ 全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」は東京の中目黒にある「新潟三宝亭 東京ラボ」監修のスープです。ファミリーマート限定の商品で販売価格は(税込)184円です。
麺がついている「全とろ麻婆麺」は(税込)228円。
実は今まで生きてきた中で味噌汁と豚汁以外のカップスープを購入したことがありません。
価格を比較すると「麺がない単なるスープなのに高い」と最初は思いました。
けれどスープのみでこの価格。
たぶんおいしいやろ!
と思い、麻婆スープと相性が良さそうな「おにぎり」を作ってから「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」を作ってみました。
「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」を作る
「スープにはおにぎり」と思い、まずは具なしの「塩おにぎり」を作りました。
水と塩をだけで握るだけで「なんでこんなにおいしいんだろう!」って感じるくらい「塩おにぎり」はおいしいと思います。
「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」を飲みながら「塩おにぎり」を食べることを考えると楽しみになります。
「全とろ麻婆麺」と異なり、「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」はフタの上に「三宝亭特製香味料」がついていません。
さらに「全とろ麻婆麺」は熱湯5分だったのに「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」は30秒でいいようです。
麺がないスープなので出来上がるまでの時間が短いようです。
そしてフタを開けて中身を見ると「かやく入り粉末スープ」、「なめらかとうふ」、そしてここに「三宝亭特性香味料」が入っていました。
容器は空で、容器にかやくやスープを入れて作るようです。
「麻婆麺」のほうは粉末スープとかやくと麺は元から容器に入っていたので、この点も異なります。
まずは「かやく入り粉末スープ」を容器に入れました。
粉末スープに「ねぎ」と「唐辛子」のようなものが見えます。
次に「やわらかとうふ」を入れました。
この豆腐は「絶品豆腐」というらしいです。
豆腐の中央になにか詰まっているような感じ。
「絶品」という秘密がこの中央に詰まっているのかもしれません。
「麻婆麺」の豆腐もやわかくておいしかったですが、こちらの豆腐は「絶品豆腐」という名称。
まさに絶品や。。
というような豆腐を期待してしまいます。
もともとカドが割れていましが、お湯を入れたら「絶品豆腐」がバラバラになってしまいました。
どうせスープをかき混ぜる時に崩れたり、そのまま1つ丸ごと食べるのはもったいなので細かくすると思いますが、崩れてしまったのは少し残念でした。
麻婆麺と異なり、「三宝亭特性香味料」を「フタの上で温めてください」とは書かれていませんが、重しの代わりにフタの上に置きました。
30秒待ってフタを開けてみました。
「絶品豆腐(やわらかとうふ)」も柔らかそうになり、出来上がったようです。
最後に「三宝亭特性香味料」を入れました。
よくかき混ぜて「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」の完成です。
とろみもあり、おいしそうなスープに見えます。
おにぎりと一緒に食べるのが楽しみです。
ただ、残念なことにかき混ぜる時に豆腐は崩れました(笑)。
「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」を飲んだ感想
さっそく作ったおにぎりと一緒に「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」を楽しみたいと思います。
麻婆麺は「辛さレベル4」でしたが、「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」は「辛さレベル3」。
麻婆麺は「辛さレベル4」のわりには辛くはなく、水を飲むことなく完食出来ました。
けれどひと口にスープを飲んだ瞬間むせました。
「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」は「辛さレベル3」。
少し辛いのを用心していたために、ひと口目でむせることはありませんでした。
ゴホッ。。
けれど3口目でやはり辛さでむせました。
「辛さレベル3」とはいえそこそこ辛いようです。
肝心のスープですが、麻婆麺のスープより花椒の香りが強いです。
そして花椒の香りだけでなく、とろみのある麻婆スープに花椒の少し痺れるような辛さが加わり、まさに「旨辛スープ」でおいしいです。
やはり麻婆豆腐には花椒が欠かせません。
11月下旬で部屋の中は寒いのに、辛さで額にほんのり汗がにじんできて温まります。
ただ偉そうに「花椒の香りや味が。。」と言っていますが、同じファミマ限定の日清のカップ麺「ラ王黒タンタン」を食べるまで花椒が何なのかよくわかっていませんでした(笑)。
ということで、花椒の効いたとろみのある麻婆スープとおにぎりの相性は抜群です。
おにぎりと味噌汁もいいですが、麻婆スープでおにぎりがとてもおいしく感じました。
最初にスープを堪能したので、次は具の味わいを楽しみたいと思います。
麻婆豆腐というくらいなのでメインの具の「豆腐」。
麻婆麺の豆腐も乾燥の具とは思えないくらい柔らかくおいしい豆腐でした。
「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」の豆腐は「絶品豆腐」という名称。
麻婆麺の豆腐よりはるかにおいしい豆腐を期待しましたが、残念なことにそれほど違いは感じませんでした。
ただ、麻婆麺の豆腐が予想以上においしかっただけで「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」の豆腐も柔らかく、とろみのある麻婆スープの味がしみ込んでおいしい豆腐です。
次に「ネギ」。
麻婆麺は「ニラ」が入っていましたが、「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」には「ニラ」ではなく「ネギ」が入っています。
個人的には「麻婆」といったら「ニラ」よりも「ネギ」を連想します。
そんなにシャキシャキ感はありませんが、ネギがスープのいいアクセントになって麻婆スープの味を際立たせます。
そして麻婆麺は「ひき肉」のようなものが入っていましたが、「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」には「味付け豚肉」のようなものが入っています。
ただ量はものすごく少なくて豚肉が入っていることに最後の方まで気づきませんでした。
けれど麻婆豆腐の味が肉にもしみ込んでおいしく、「もう少し入っていてれば。。」と思いました。
ということで、麻婆麺のスープと比較すると「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」」の辛さは少し控えめです。
けれど麻婆麺のスープより山椒が強く、山椒の香りと辛さを楽しめます。
スープ単品で商品になっているだけあり、スープのみで考えると「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」の方がおいしいかもしれません。
そして麻婆麺と同じく、フタの裏には「麻婆丼」の作り方が書いてあります。
「スープや具をごはんにのせる」、「残ったスープにごはんやおにぎりをいれる」と麻婆丼としても楽しめると書かれています。
麻婆麺では「スープと具をごはんにのせる」と「残ったスープにごはんをいれる」は実践しました。
おにぎりをスープに入れるのは少しおかしいと思っていましたが、おにぎりが1個残っているので「残ったスープにおにぎりを入れる」方法で麻婆丼を試してみました。
おにぎりを入れて麻婆丼
せっかく作ったおにぎりを入れるのはもったいない気もしましたが、おにぎりを残ったスープに入れてみました。
せっかく作ったおにぎりですが、少し砕いてほぐしました。
麻婆麺で作った麻婆丼と同じく、「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」におにぎりを入れて作った麻婆丼も、とろみのある麻婆のスープがごはんを味付けしてまさに麻婆丼。
ただ、スープとして作られているだけに麻婆麺より花椒が強く、ごはんとの相性が良いように感じます。
スープだけでなく、麻婆丼としても楽しめる「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」。
特に麻婆丼にして食べるとおいしくて大満足です。
そしてスープとおにぎりだけでお腹がふくれるか心配でしたが、大きめのおにぎり2つとスープでお腹も十分膨れます。
ただ、「辛さレベル3」のため少し汗はかきましたが、汗びっしょりとまではいきませんでした。
もの凄く寒くて体の芯から温まりたい場合は「麻婆麺」のほうがいいかもしれません。
今までカップスープというものを購入したことがありませんでした。
今回はキャンペーンでもらえた商品ですが、ごはんに合いそうでおいしそうなスープがあったら今後は購入したいと思います。
気になるカロリー
カロリーはスープということもあり、75キロカロリー。
味噌汁と比較すると少しカロリーが多いかもしれませんが、気にするカロリーではありません。
おにぎりやごはんをと一緒に食べてもそこまでカロリーを気にする必要はないと思います。
「全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」のレビュー
「食わず嫌い」というわけではありませんが、カップスープがこんなにおいしいとは思っていませんでした。
とろみがある濃厚な麻婆のスープに唐辛子の辛さと花椒の香りと辛さが混じり、味わい深いスープ。
そして麻婆スープだけにご飯との相性が抜群で、おかずにしても麻婆丼にしてもおいしいです。
スープとして商品化されているだけに、「麻婆麺」のスープより「三宝亭東京ラボ 全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」のほうがスープとしてはおいしいと個人的に思いました。
商品名 | 日清「三宝亭東京ラボ 全とろ麻婆旨辛豆腐スープ」 |
感想 | とろみがある麻婆のスープでご飯との相性が抜群。麻婆丼にするとさらにおいしく味わえる。 |
評価 | 4.5 |